大阪市内で「実践行動学セミナー」を開催いたしました。
去る10月8日(火)にサムティフェイム新大阪で「実践行動学セミナー」を開催いたしました。
基調講演は、「学習意欲向上による途中退学の防止に向けて=ToMoを活用した学生支援=」というテーマで、公益財団法人日本生産性本部人材開発コンサルタントの栗林裕也先生にご講演いただきました。
ToMoとはトータルモチベーションの略語で、書籍「マッキンゼー流 最高の社風のつくり方」で紹介され、広く知られることになった概念です。(総合的同期の数値化による組織改善を図る考え)
当日は、ToMoについての詳細や測定方法を学び、退学防止などの学生支援の方策をグループワークも交えながら考えました。後半は、自分自身のToMoを測定し、学生のToMoを向上させる工夫や、教師・職員の学生への関わり方を学んだ後に、参加者一人ひとりがライフミッションシートを活用し、まとめとなりました。
参加された方からは、教職員のToMoを高めることが学生のToMoを高めるために必要であり非難バイアスで関わらないことが大切だ、自分を含めた教職員のToMoを向上させたいといった意見が寄せられました。
基調講演の後、実践行動学プログラムの教育価値をご理解いただくことを目的に、プログラムの理念や背景、概要や導入効果等についてご紹介させていただき、参加された皆様に模擬演習のワークショップを体験していただきました。また、プログラムを受講した学生のアンケート結果、プログラムを指導した先生のアンケート結果等の資料も配布し、学生と先生の満足度もご確認いただきました。
ご多用な時期にも関わらず、大阪府内はもちろんのこと、佐賀、愛知、埼玉といった遠方からも多数ご出席を賜り、盛況を呈しました。大変ありがとうございました。
今後も皆様がご希望される地域や学校、事業所単位でセミナー(商品説明会)開催のご要望がございましたら、積極的に対応させていただきますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
※次回の実践行動学セミナーは来年7月に開催予定です。
5月上旬頃よりHP新着情報でご案内・申込みを開始いたします。