学生・ファシリテーターの声

実践行動学実施後のアンケート調査報告

2021年度 実践行動学採用教育機関アンケートより

調査概要 アンケート実施時期:2021年4月~2022年3月
アンケート配布学校数:48校

回答数等

Part1 Part2 Part3
学校数 32校 30校 30校
コロナ禍による
中止校・延期校数
5校 6校 6校
学生数
(のべ11,581名)
4,538名 3,832名 3,211名
ファシリテーター数 402名 386名 369名

2021年度に実践行動学を実施した各学校様から頂戴したアンケートを集計いたしました。その中から内容の一部を掲載いたします。
今回もコロナ禍の影響を大きく受けましたが、今後も同様のアンケートを実施し、実践行動学の質的向上に役立てていきたいと考えております。

実践行動学を受講した学生の声

Q.実践行動学の授業を受けて、目的や内容は理解できましたか?(各Part共通質問)

Part1「意欲的な心構え」

目的や内容は理解できた97.5%
できなかった2.5%

主な感想・意見
  • 初めてのオンラインでの授業でしたが、スムーズに行えたしグループディスカッションでも色々な人と関わることができて、大変有意義な時間になりました。
  • 日常生活の中で無意識に3D(だって・でも・どうせ)で言い訳をし、自分を正当化しようとしてしまうことがよくあるので、3Dについて考える良いきっかけになりました。
  • グループディスカッションは大変だったけど、自分の意見をしっかりと発表できたことが良かったです。次回の実践行動学では更に濃い話し合いになるよう努力していきたいです。
  • このような機会を作っていただきありがとうございました。頭で考えていたことを文字にし、それを短期目標にしました。夢の実現のために、効率の良いとても有意義な時間を過ごすことができました。
  • 自分の夢を実現できるか不安で無理かもしれないと思っていましたが、この授業を受けて諦めたり言い訳することよりも、夢に向かって頑張る方が意味や価値があると気付きました。
  • 実践行動学は間もなく社会に出る私たちにとって、特に有意義で貴重なものだと思う。自身の強みと弱みを受け入れ、更なる知識・技術の向上を促す事に効果的だと思った。

Part2「自分の可能性を広げよう」

目的や内容は理解できた97.5%
できなかった2.5%

主な感想・意見
  • 実践行動学を通して様々な人の考え方などを知ることで、自分を見つめ直すことができていると感じています。今後も今回の気持ちを忘れずに授業に取り組んでいきたいと思います。
  • 最近ネガティブな考え方ばかりだった自分に気が付きました。「考え方を変えれば行動が変わる」という事を学習したので、ポジティブ思考を実践していきたいと思います。
  • 自分のコミュニケーションスタイルは「事実重視タイプ」であった。行動傾向の弱みや改善すべき点を知ることができたので、今後気を付けていきたいと思う。
  • 実践行動学で毎回何らかの収穫を得ています。気持ちの面で得るものが多く、自分の気持ちの揺れや弱さを理解して、これからの生活に活かしていきたいと思います。
  • 人の価値観は本当に様々なんだと改めて思いました。だからこそ自分の考えをしっかり持ち、人の考えに共感・理解できる人間になりたいと思いました。
  • コミュニケーション力を高める大切な事柄を学んだ有意義な授業でした。ディスカッションも新鮮でしたし、メンバーと意見を交換しあうことで視野を広げられたのではないかと思います。

Part3「社会へ出る準備を始めよう」

目的や内容は理解できた93.8%
できなかった6.2%

主な感想・意見
  • これまで頑張ってきたことや成長したことが分かり、就職してからどのように行動していけば良いかを考えるきっかけになりました。目標に向かって挑戦していきたいです。
  • 自分のこと、将来のことを深く考えられる機会でした。今後の人生につながるので、この実践行動学の授業はぜひ後輩達にも受けて欲しいと思いました。
  • 将来こんな事がしてみたい、家庭を持ちたいなど、ぼんやり考えていた事を具体化することにより、自分が本当にしたい事、そのためにしなければならない事があるなど、色々な発見がありました。
  • 自分の夢や目標を口で言う事は簡単ですが、実際に書き出すことで、気を引き締めて更に努力しようという意識が生まれました。
  • 実践行動学は自分が社会で働く大切さ、重要さを教えてくれた。また、自分の強みをどう活かすべきなのかも教えてくれたので、学んだことを実行できるようにしたい。
  • 自己分析をすることはこれからの就職活動にとても重要なことになってくると思うので、各マジックドアで自己分析を実施することができて良い機会になりました。今後も実践行動学で学んだことを活かしていきたいと思います。

実践行動学を担当したファシリテーターの声

主な感想・意見

  • 入学したばかりの時期に実施することによって、学生の目標が明確になることや自分を見つめる時間がない学生にとっては、とても良いきっかけになったと思う。また他の学科と合同で実施したことが刺激になり、学生のモチベーションが向上したように思える。
  • オンライン授業から部分的に対面授業を開始するタイミングで実践行動学を実施したため、初対面に近い学生同士の交流が進むきっかけになりました。特に、やや消極的な学生がリーダー等の役割を担うことで自己開示のきっかけにもなったと考えられます。
  • 取り組み方が、自身の意見を出し、それをグループで共有、まとめ、発表するという流れができているため、自分の意見を持つこと、それを表に出すこと、共有することができ、クラス内でのコミュニケーションを図ることにも役立っています。
  • オンラインでの授業が多いため、実践行動学のようなグループワークの機会を提供することで、コミュニケーションがとれるようになったこと。またそれを学生が喜んでいたこと。そのことでクラスの輪が広がったことが直接的な効果として挙げられます。
  • 入学前や入学後のオリエンテーション時に、実践行動学の内容と重なるような話を盛り込んでいる。常日頃から何かあった際には繰り返し伝えているが、それを踏まえて実践行動学を行うことで意識付け・動機付けの効果が更に高まったと感じている。
  • 学生が一回目で理解できるように、ゆっくり分かりやすくファシリテーターが説明することが重要です。考える時間が必要な箇所が所々にあるので、設定時間に縛られず臨機応変に対応する必要もあります。あとは組み合わせが良くないグループが必ず発生するので、状況によってはファシリテーターが間に入り、ディスカッションが有意義になるようにサポートすることも必要だと感じました。
  • なかなか手が進まない学生が必ずいるため、個人作業の際には○○があったよねー、○○ができるようになった人もたくさんいると思うよーなど、自分に当てはまりそうなことを話すことで、学生の手を止めさせないように気をつけている。
  • ファシリテーター養成講座で教えていただいた通りに授業を行い、学生のモチベーションが向上しているという実感があります。年々学生の状況も変化しているので、その年の学生に対応することができるように工夫しています。
  • 感染症対策の影響で4月~5月に実践行動学を行えず、6月中旬以降から開始した。そのためか、7月以降から就職活動に積極性が出る学生が多かった。2年次後期には就職活動に消極的な学生が例年よりも減少した。
  • 自分自身が自信を持って楽しんで取組むようにしている。中には考えたり話し合ったりすることを苦手だと感じる学生もいるため、楽しいプログラムである雰囲気作りを行っている。目標設定シートなどはカラー用紙で作成し、差し替えて使用している。
  • 学習意欲と就活への意欲の向上が図れている。就活意欲が高まり、クラス全員が9月までに就職内定ができるようになった。昨年、一昨年も9月末までに100%内定。今年も順調で9月には全員内定を獲得する見込みである。
  • Part3については、一年次からの振り返りをすることができ、何ができるようになったのかなど、自分の成長を感じることができる貴重な機会であると感じました。学生たちの様子や表情、発表する内容を聞いていてもそれを実感することができました。
資料請求・お問合せ